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Daisuke Kono

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・退屈病(作詞・作曲・編曲:森広隆)
アルバム「並立概念」の9曲目で、森さんのボーカリストとしての技量の高さも味わえる一曲。歌詞は人間の日常的怠惰によって生まれる病、その原因や症状を独自の視点で掘り下げています。現代風に言うと「鬱病」の一種にも当たるでしょうか。また、歌詞の中には「脳の傾向、逃走経路」などの韻踏みもいくつか見られます。さらに曲調としてはメインギターに他の曲より(ひず)みの強いエフェクター(音色などを変える機材)を使用しているのが特徴で、自分の楽曲紹介の中でもファンクロック編というのがあれば間違いなく紹介候補になる曲です。
Vocal,Guitar:森広隆、Drums:村石雅行、Bass:紺野光広、Guitar:大里和生
 
・並立概念(作詞・作曲・編曲:森広隆)
アルバム「並立概念」の10曲目で、アルバムタイトルにもなっている楽曲です。内容は自分の解釈ですが、「答えがないという答え」、「満ち足りるその日を願うこの心」などから考えると、おそらく音楽を作り始めてからのある段階における森さん自身の心情を詠っているものだと思います。曲調はアコースティックギターを生かしたバンドサウンドにも関わらず、クラシックのような雰囲気も感じられます。正直、一般受けをする曲ではないと思いますが、曲の完成度を考えると、森さんがこの曲をアルバムタイトルにした気持ちがわかるような気がします。素晴らしい曲です。
Vocal,Acoustic Guitar:森広隆、Drums:村石雅行、Bass:バカボン鈴木、Percussion:三沢またろう、Electric Guitar:大里和生
 
・Trash(作詞・作曲・編曲:森広隆)
アルバム「並立概念」の12曲目で、2ndシングル「ゼロ地点」のカップリング曲でもあります。ジャンルとしてはファンクになりますが、それ以上に森さんの遊び心がアレンジのリズム面に現れている気がします。「Trash」とは訳すと「くず、がらくた」などと言った意味ですが、ここではいわゆる大きな意味での「ごみ」の事。現代社会にはまだまだ使える物であったり、余った食材であったり、あらゆる場所に「ごみ」が蔓延(はびこ)っています。それを今本当に捨てるべきなのか?私達は物を粗末にし過ぎてませんか?未来はそれで本当に豊かになりますか?というような問題提示が曲の中でなされています。イメージ的には、紙くずをゴミ箱に投げ捨てようとすると(はじ)かれて地面にコロッと転がってしまうような場面を彷彿とさせ、音楽的にはサビのメロディとコーラスのハモリや声の伸びる所からビブラートに変化する部分にこだわりが見られます。計算されたアレンジとリズム遊びが両方味わえるため、自分はこのアルバムの中で黒い実」と並んで非常に大好きな一曲です。
Vocal,Guitar:森広隆、Drums:波多江健、Bass:紺野光広、Rhodes Piano:河内肇
 
・不思議な模様(作詞・作曲・編曲:森広隆)
アルバム「並立概念」のラストを飾る3拍子の曲。人間の何気ない日常、何気なく見える景色を詠ったものでしょう。自分としては、このアルバムの中では最も詞の解釈が難しいと思いました。全体として言葉自体はわかりやすいのですが、正直、森さんが見ている「不思議な模様」の意味するものが自分にははっきりしませんでした。そのため、その真意は森さん自身に聞いてみる他なさそうです。あるいは、人によって違う解釈ができるものとして書かれているのかもしれません。同様に、「ゼロ地点」の中に出てくる「光る箱」の解釈も自分の中で思うものもあるのですが、作った本人でなければ正確な答えはわかりません。自分がもしインタビュアーで森さん本人にアルバムの事を聞けるとしたら、彼のいちファンとしても音楽を作っている者としても、これらの答えは非常に興味深い所です。
Vocal:森広隆、Drums:関口源八、Bass:紺野光広、Guitar:大里和生、Rhodes Piano:斎藤有太
 
 
とりあえず1stアルバムの解釈はこれで終わりです。ちなみに、紹介したアルバムに収録されている山下達郎さんとスティービーワンダーのカヴァー曲である「BOMBER」と「ISN’T SHE LOVELY」に関しては割愛(かつあい)させていただきます。もちろん森さんはカヴァーの完成度も高いので、他曲と比べても遜色(そんしょく)ないことは言うまでもありませんが。

ちなみに今回の楽曲紹介はどうだったでしょうか。自分なりとはいえ、おそらくここまで森さんの楽曲を一つ一つ解説しているサイトはほとんどないと思います。ワンマンライブに行っているような方達がこのブログに辿り着いたときにこれを読んでどう思うか、同意見も反対意見も個人的に非常に興味深いです。また、森さんの音楽を聴いた事がない方がこんな音楽もあるんだとこれを読んで興味を持つものなのか、それも自分にはわかりません。ただ、音楽を作っている人間が自分以外のアーティストの音楽を自分なりに解釈して紹介する。個人的には結構楽しんでやってます^_^
また、森さんは最初に言ったように自分の中の目標でもあります。ただし、それは似たような音楽を作りたいという意味ではなく、精神面や生き様といったそういう意味が主です。もちろん音楽面でも目標とする部分はありますが、自分も目指すスタイルや音楽性があり、それは森さんとはまたちょっと違うので…って同じような物を作ろうと思っても自分には無理ですけど(^_^;)
まぁ自分には自分のやるべき事があるし、今の自分が目指しているレベルの音楽をきちんと作れるようになれば、森さんの音楽よりも自分の音楽の方を好きだと言ってくれる人もいると思います。よりポップなんで(^_^)ただ、今はまだ自分の音楽の完成度に納得がいっていないので、そのときまでは曲作りに専念しながら楽曲紹介も続けていければなと思ってます。
 
ちなみに次回のPart4では、シングル曲からいくつかピックアップして紹介していく予定ですので、もうしばらくお付き合い下さい(^_^)v
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